- トップページ
- 北海道開拓おかき 白老虎杖浜たらこ味
虎杖浜地区には多くの水産加工場が軒を連ねますが、「虎杖浜たらこ」の看板ともいえる存在が、大正2年創業の老舗「カネシメ松田水産」です。
同社の会長と胆振水産加工業協同組合の代表理事組合長を務める松田喜代一さんは、「この前浜は昔からスケソウダラが集まる場所。冬になると、渡島と日高の両側から群れが回遊してきて、産卵のために沿岸へや
って来るんだ」。魚の仕入れから加工まで、たらこの一貫生産にこだわるのは「自分の目で魚を選べるから」。
早朝4時には港へ行き、揚がったばかりの魚を下見するのが松田会長の日課。「網を刺した海域を聞いて、腹の膨らみ具合を確かめる。旨いたらこは、漁師の協力なくしては作れない」。
魚を獲ったその日のうちにたらこを取り出し、漬け込むことができるのも前浜ならでは。松田水産では、新鮮なたらこの旨みが逃げないよう、水分量を抑えた独自の塩蔵が代々の秘伝。
「漬けた後の熟成も大事。前浜のたらこは皮が薄いので、時間をかけてゆっくり7日間かけて熟成させます」と、製法のこだわりを教えてくれたのは4代目の松田幸男社長です。
虎杖浜たらこは、築地市場で高い評価を得て、全国にその名が知られるようになり、2007年に特許庁の地域団体商標に登録されました。
「虎杖浜たらこの特徴は、加工業者ごとの"味わい"があること。それぞれに受け継いできた製法があるから。
商標登録は、前浜から離れず、妥協せずにやってきた地元の努力と、品質への自信が認められたと思っています」。
現在は、虎杖浜沖で獲ったスケソウダラを原料とし、虎杖浜地区で加工したものだけが「虎杖浜たらこ」と名乗ることができます。
しっかりした粒となめらかな味わい。
前浜にこだわり、手塩にかけた珠玉の逸品。
北海道開拓おかきにまた一つ、北海道が誇る"名前"が刻まれます。
- ポロト湖畔に、アイヌ民族博物館や伝統的家屋「チセ」が並ぶ野外博物館。
ユネスコの無形文化遺産に登録されている「アイヌ古式舞踊」も毎日公演があり、カムイ(神)への敬いや食、工芸などを間近に体感できます。
- 直径約3km、ほぼ円形の美しい形をしたカルデラ湖。全国トップクラスの水質を誇り、その水は伏流水となって町内に流れ出し、白老の"食"を豊かに育みます。山麓にある虎杖浜では、たらこの加工にもきれいな水が使われています。
- 温泉の湧出が多い白老町で、約7割の温泉源が集中する虎杖浜地区。源泉かけ流しの多様な泉質、静かな環境で温泉を楽しめることから多くのファンが訪れます。
眼前には穏やかな波が打ち寄せる、アヨロ海岸が広がっています。
- 「北海道開拓おかき」は、厳選された北海道産のもち米に北海道自慢の海の幸を練り込み、七日間の手間と時間をかけておつくりしています。
「白老 虎杖浜たらこ」を加えた、8つの"幸せ"をお楽しみください。